
新型コロナウイルスの影響により、場所を問わない働き方であるリモートワークが急速に拡大しました。会社に出社せずに自宅やカフェなどで働けるので、ワークライフバランスを意識した生活が送れるようになっています。
そのため、通勤する必要がなくなりました。さらに政府によって、リモートワークと合わせて地方移住の推進が行われています。
通勤しやすいように会社の近くに住む必要がなくなり、地方移住を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで気になるのは通勤手段です。在来線だと時間がかかるので、地方からの通勤に向いていません。通勤には新幹線を利用することになるでしょう。
しかし、新幹線の定期代は非常に高額です。会社からの通勤手当や通いやすい駅などの情報を集めてから決めたいところです。
この記事では新幹線通勤を詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
リモートワークの普及で増える地方移住と新幹線通勤

2021年5月の東京都の調査によると、都内企業(従業員30人以上)のリモートワーク実施率は64.8%でした。過去最高の数値であり、半数以上の企業がリモートワークを実施しています。
さらに政府によって地方創生を推進するために、さまざまな支援金が支給されています。東京圏から地方にUIJターンする方を対象にした「企業支援金」や「移住支援金」があるのです。
リモートワークの普及とともに、地方移住が注目されつつあります。
またふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営している株式会社トラストバンクの調査結果によると、東京に在住している20代から30代の回答者数の半数以上が「地方移住に関心がある」と答えました。
地方に住んでいても新幹線を利用すれば、在来線の半分の時間で通勤が可能です。首都圏以外からの通勤ができるため、地方移住して新幹線で都内まで通う方もいます。
例えば、静岡県の熱海市から新幹線で通勤する場合、東京駅まで約50分です。在来線であれば約100分かかるので、半分の時間で通勤できます。
地方に移住してリモートワークをしつつ、必要なときに都内へ通勤できるので、よりワークライフバランスを意識した働き方ができるでしょう。
新幹線通勤のメリット

新幹線通勤のメリットはなにがあるのでしょうか。
メリットは以下のとおりです。
- 座って通勤できる
- ネットワーク環境が整っている
- 社内で仕事ができる
- 食事ができる
- トイレが設置してある
1つ目は「座って通勤できる」ことです。新幹線の定期券は自由席しか乗れませんが、比較的座れます。朝の満員電車で立ちながら通勤しなくて良いです。
座席は在来線よりも座りやすく、背もたれの位置を調整できるので快適な通勤ができます。
2つ目は「ネットワーク環境が整っている」ことです。東海道新幹線にはWi-Fiが完備されています。簡単に接続できて、映画やアニメなどを観ることが可能です。
3つ目は「社内で仕事ができる」ことです。新幹線の座席にはテーブルが備え付けられているので、仕事をすることが可能です。さらに座席の間隔が広くなっており、パソコンを出しても周囲に迷惑がかかりません。電源コンセントがある車両もあるので、通勤中にメールチェックや1日のタスク整理などができるでしょう。
在来線では車内が狭くなっていたり、周囲に迷惑がかかったりするので仕事がしづらいです。
4つ目は「食事ができる」ことです。新幹線の車内は他の席との距離があるので、食事をしてもあまり気になりません。通勤するときの朝はバタバタするのが多く、朝食を食べ損ねることもあるでしょう。臭いがきつくない食べ物であれば食事ができます。
5つ目は「トイレが設置してある」ことです。電車に乗っていて、腹痛や体調不良で途中下車をしたことがある方はいると思います。特に朝の時間帯だと満員になるので、駅のトイレが混んでいたり、電車から降りられなかったりするでしょう。
新幹線にはトイレが設置してあるので、途中下車する必要がありません。腹痛を感じたらすぐにトイレへ行けるため、安心して通勤できます。
気になる通勤費・手当

新幹線通勤において、通勤費や会社の手当が気になる方もいるのではないでしょうか。
さまざまなメリットがありますが、在来線よりも乗車料金が高額なので迷うかもしれません。
こちらでは新幹線通勤の通勤費と手当を解説していきます。
- 「支給制限なし」の企業が55%
- 非課税限度額が10万円から15万円に引き上げ
それぞれ参考にしてみてください。
「支給制限なし」の企業が55%
千葉県労働局の通勤手当の支給状況のデータによると、中小企業では「支給制限なし」が55%で、「支給制限あり」が45%となっています。大企業では「支給制限なし」が55.5%で、「支給制限あり」が44.5%です。中小企業と大企業のどちらも、支給制限なしのほうが高い割合です。
支給制限なし企業でも特急料金が含まれないことがあるので注意が必要。
制限の有無によって、地方移住できるかどうかに影響がでます。事前に会社の規定を確認してから地方移住を検討しましょう。
非課税限度額が10万円から15万円に引き上げ
平成28年の税制改正によって、通勤手当の非課税限度額が10万円から15万円に引き上げされました。会社から支給される1ヶ月の通勤手当が限度額内であれば、課税の対象になりません。限度額を超える場合、超過分の金額が課税の対象になるので注意が必要です。
例えば毎月16万円の通勤手当が支給されていると、年12万円が課税の対象です。
平成28年の非課税限度額の引き上げは、遠距離通勤が増えて、地方創生を推進するために行われました。限度額10万円のときよりも、遠方から通勤することが可能になっています。
首都圏への新幹線通勤におすすめな駅

首都圏への新幹線通勤におすすめの駅を把握していると、地方移住するときの参考になります。
首都圏への新幹線通勤におすすめの駅は以下のとおりです。
| 駅名 | 乗車時間(目安) | 1ヶ月定期代 | 魅力 |
| 小田原 | 33分 | 73,930円 | 小田原城があり、長い歴史と伝統がある城下町 相模湾で取れる新鮮な海鮮が食べられる |
| 熊谷 | 40分 | 71,260円 | 自然に囲まれて落ち着いた雰囲気がある 利根川が通っており、群馬県にアクセスしやすい |
| 熱海 | 50分 | 86,990円 | 歴史的な温泉街 リゾート地 |
| 宇都宮 | 60分 | 103,940円 | 餃子とカクテルのまち 平坦が広がっておりサイクリングに適している 子育てLINE「教えてミヤリー」で、24時間365日子育ての問い合わせが可能 |
| 那須塩原 | 70分 | 132,120 円 | 避暑地 塩原温泉がある 自然豊かで落ち着いた雰囲気がある |
| 軽井沢 | 80分 | 127,370円 | 高原リゾート 買い物や自然散策など、さまざまなことができる人気観光地 |
| 越後湯沢 | 90分 | 151,620円 | スキー場が豊富 駅構内に新潟県の代表銘柄の日本酒が試飲できるスポットがある 越後温泉街がある |
上記のように新幹線で90分以内で通える範囲には、魅力的な場所が豊富にあります。ぜひ地方移住の参考にしてみてください。

